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乳酸菌が不足している?

人の健康維持・増進にとって非常に重要で有益な働きをしてくれる乳酸菌。この乳酸菌が今、注目を集め、積極的な摂取が求められている理由は何なのでしょうか?



矢印アイコン(オレンジ)「今なぜ乳酸菌が重要視されるのか?」

人の健康にとって非常に有益な乳酸菌ですが、実は、現代人は乳酸菌の摂取量が不足している上、せっかく摂取した乳酸菌を減らしてしまったり働きを弱めてしまう生活を送っています。

その結果、悪玉菌の力が優勢になり腸内環境が悪化して便秘や下痢を引き起こしたり、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を悪化させたりするケースが増加していることが最近の研究でわかってきました。



矢印アイコン(オレンジ)「なぜ乳酸菌の摂取量が減っているのか?」

【理由  醗酵食品摂取の減少】
昔から食べ物を保存するために、乳酸菌を利用する醗酵という知恵がありました。漬物にしたり、ぬか床に入れたり、善玉菌で醗酵させることで、悪玉菌による腐敗を防いでいたのです。戦後、冷蔵庫が普及し、醗酵食品を口にする機会が減少しそれとともに乳酸菌の摂取量も減少しています。


【理由◆ 殺菌・抗菌処理の乱用】
農作物への農薬や殺虫剤の散布や加工食品への殺菌・抗菌処理も乳酸菌摂取量減少の大きな理由の一つです。害虫や病原菌と一緒に乳酸菌をはじめとする有益な善玉菌も殺菌されてしまっています。また、抗生物質の多量な服用によっても現代人の腸内善玉菌は大幅に減少し悪玉菌の働きが強化され腸内環境の悪化につながっています。


【理由: 肉類過多の食生活とストレスの増大】
肉類過多の食生活を続けているとウェルシュ菌をはじめとする悪玉菌が増加し善玉菌の増殖を抑制してしまいます。また、最近の研究でストレスの増加が善玉菌の働きを弱め悪玉菌優勢の腸内環境を作り上げてしまう原因になることも明かになってきました。



矢印アイコン(オレンジ)「加齢とともに減少する乳酸菌」

腸内の善玉菌、悪玉菌、日和見菌の割合は年齢とともに変化します。とくに善玉菌である乳酸菌の一種ビフィズス菌は老年期に入ると徐々に減少し、逆に悪玉菌の代表格であるウェルシュ菌は大幅に増加していきます。 若い頃は多少の不摂生が続いても善玉菌の働きが活発であるため、ある程度はリカバリーができますが、中年以降はそうもいかなくなります。ストレス過多の生活を続けている場合、まだ若くでも食事の改善だけでは美容や健康を維持することが難しくなることもあります。


(出所:光岡知足著「人の健康は腸内細菌で決まる!」より抜粋・加筆)



矢印アイコン(オレンジ)「畜産・水産養殖の場でも重宝する乳酸菌」

免疫力を高める乳酸菌の力は、食糧生産の場でも証明されています。現在、牛、豚、鶏といった畜産場、さらには様々な海水魚、淡水魚の養殖場でも、抗生物質やワクチンといった化学物質の投与を可能な限り減少させる目的で、自然免疫力を高めるために与えるエサに乳酸菌を添加しています。




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